保育「定員割れ」を改善の好機に 論説委員 辻本浩子 - 日本経済新聞

朗報、ではあるだろう。希望しても保育所などに入れない全国の待機児童の数が、4月1日時点で2944人になった。5年連続の減少で、1994年の調査開始以来、最少の値だ。地域や子どもの年齢にもよるが、以前より入りやすくなったのは確かだ。待機児童の減少傾向は、東京など自治体ごとの発表からもすでに明らかだった。都市部で…